実際に自身が被災してはじめて 備えておけばよかったと後悔するものです。
こんにちは!そして、こんばんは
病院や介護施設など私たちの身の回りにある施設では様々な設備が備えられて
おりそれらは、ほぼ全て電気を使用しています。
例えばエレベーターです。
高齢者の多い施設や病院ではエレベーターが必要不可欠ですし、エレベーターが
ないだけでそこで働く看護師や医師は困り果ててしまいます。
何より患者さんも自由に動くことができないために困り果ててしまうでしょう。
もしも停電になってしまった時このようなエレベーターを動かすことは、電気が
復旧するまでは不可能です。
しかし考えてみてください。万が一エレベーターが動かなくなったとしても人の手で
なんとか移動させることはできます。
しかしエアコンをはじめ点滴、人工呼吸器といったような人の命を直接つなぎとめる
ために使用しているものは人の手で全て補うことができません。
常に動かし続けなければならないものを看護師や医師がすべてカバーするというのは
現実的ではないのです。
だからこそ患者さんの命を繋ぎ止めるために使用している機器だけでも動かせるように
しておく、そのための最低限の電力だけは確保しておくというのがとても重要になるの
です。
停電になったことで病院や施設まで出勤できなくなってしまう人もいます。
必ずしも万全の状態で停電に対応できるのかといえばそうではないですよね。
事前に準備できるものは準備しておくというのはきわめて重要なことだといえます。
万が一の時に備えるというのはなかなか難しいですし、実際に被害が出てはじめて
備えておけばよかったと後悔するものです。
しかし、被害が出てからでは遅いということを是非考えておいてください。